2017年12月16日

2年越し BURDIGALAのシュトーレン


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1年前の今ごろだったでしょうか。
いつも宝塚歌劇をご一緒させていただく素敵なお姉様が、「私、シュトーレンはそれほど好きじゃないけど、ブルディガラのだけは美味しくて毎年買うの。人気ですぐ売り切れちゃうのよぉ」と、休憩のおやつに切り分けたシュトレーンを持ってきてくださいました。

BURDIGALA は私も大好きなブーランジェリーでよくパンやサンドイッチを買いますが、シュトーレンには全く興味がなくて(というよりむしろ苦手な範疇に入る)、それまで気にとめたこともありませんでした。
それがね、本当にとてもおいしかったのです。
私のそれほど多くないシュトーレン食べた経験の中でダントツ1位。

その時、「よーし。来年は私もブルディガラでシュトーレン買って、クリスマスまでに毎日一切れずつ食べるぞ!」と心に決めたのにすっかり忘れ去っており

ところが

サンケイホールブリーゼで観劇する時、会社帰りなどで時間がない場合はハービスのブルディガラでキッシュ買ってブリーゼのロビーで開演前にササッと食べる、というのをよくやるのですが、金曜日、矢野顕子さんのコンサートにブリーゼに行くとなったら、俄然思い出したよね、シュトーレンのこと。

12月も半ばだし、もう売り切れているかしら、と思っていたら、「数量限定販売」と書かれていて、大きい方はすでに完売していましたが、お手軽な小サイズは残っていました。
うれしくて5本一気買い(!)して、コンサートご一緒した友人や日ごろお世話になっている方々へのプレゼントにしたのでした。
もちろん1本は自分用。2年越しの念願成就であります。


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ちなみにこのリボンの色で何か違いはあるのかとお店の方に伺ったところ、「特に意味はないのでお好きな方をどうぞ」ということでした(^^ゞ

ドイツのドレスデン地方に伝わるクリスマスの 伝統菓子シュトーレン。
ブルディガラのシュトーレンは、表面の粉砂糖が厚めで結構甘いものの、洋酒に漬け込んだレーズン、イチジク、オレンジピール、レモンピールといったフルーツとナッツがたっぷりで香りも味も豊潤。
スパークリングワインにも合いそう。
シュトーレンといえばパサパサで固いイメージがありますが、パン生地そのものがおいしいのもさすがブルディガラだなぁと思います。


おいしくて1日一切れで済まず、クリスマス前にとっくになくなってしまいそう のごくらく地獄度 (total 1850 vs 1854 )




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2017年12月14日

仔猫でジゴロ 月組 「Arkadia -アルカディア-」


arkadia.jpg「ありちゃん カワイイ」と、いつも月組公演をご一緒するお姉さまがたに評判の高い月組の御曹司 暁千星くん。
もちろん私も大好きでずっと注目しています・・というか、注目していなくてもありちゃんは群舞でもすぐ目に入ってくるくらい華があります・・が、「ありちゃんはいつ大人(のオトコ)になるんだろう」とずっと思っていました。
「1789」でフェルゼンやった時も、「激情」でエスカミリオやった時も、「All for One」でポルトスやった時も。

やっと会えたよ、ちょっぴり大人なありちゃんに。


宝塚歌劇 月組公演 「Arkadia -アルカディア-」
作・演出: 樫畑亜依子
出演: 暁千星  美園さくら  光月るう  夏月都  白雪さち花  
貴澄隼人  晴音アキ  輝生かなで  風間柚乃  結愛かれん ほか
 
2017年12月7日(木) 2:30pm 宝塚バウホール 9列上手
(上演時間 2時間30分/休憩 25分)



物語: 1970年代のフランス。
雨の中、行く宛もなく道端に倒れ込んでいた青年は、ナイトクラブ「アルカディア」の花形ダンサーであるダリア(美園さくら)に拾われ、家に泊めてもらってミネット(暁千星)と名付けられてアルカディアでで働くようになります。やがてダンスの才能を見い出され、トップダンサーとなりますが・・・。


宝塚のオリジナル作品って基本あて書きですが、これはまさしく「暁千星のために作品」という感じ。
ダンサー 暁千星と、少年っぽさを残すありちゃんの魅力を織り交ぜたミネットの成長物語になっていました。
物語としては、ミネットの出生の秘密・・というか母親との確執や母親とミネットの実の父、そしてその父と今の妻との関係などが明らかになるあたりから「どんな人間ドラマだよ」という雰囲気になって、そんな中で人間として成長するミネットとダリアの恋物語もあり、と結構盛りだくさんで、おもしろかったけれど特に二幕はいささか急ぎ足感がありました。


続きがあります
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2017年12月13日

近くて遠い京都


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本日は吉例顔見世興行を観に京都へ。
南座が改修中のため、顔見世は昨年は先斗町歌舞練場、
今年はロームシアター京都での開催です。

ロームシアターのある岡崎界隈は平安神宮を中心に公園や美術館もあって街じゅうが観光地という京都の中でもポピュラーな観光スポットの一つ。
とはいえ、よほどのことがない限り平安神宮へ行くことなんてないよね~と思いながら地下鉄東山駅から歩いていて、この朱塗りの鳥居が本当にニョキッという感じで見えてきたら、ちょっとテンションあがりました(^^ゞ

年中いつでも人気の京都ですが、隣府(互いに県ではない)に住んでいるのに私はさほど興味なくて(←)遠くからわざわざ観光に訪れる人には申し訳ないと思いつつ、精神的にも物理的にも京都は近くて遠いところなのでした。
♪五番街は近いけれど とても遠いところ~ が急に頭グルグル(「五番街のマリーへ」古ッ)


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こちらは昼夜の間にいただいた「海老天卵とじ稲庭うどん」
顔見世といえば南座のお隣の松葉で「ゆば豆腐あんかけそば」
をいただくのがお約束だったワタクシ。
ここはやっぱ麺でしょ、とロームシアターに向かう途中の神宮道で
見つけておいたお店(「大明神總本舗」というお店)にダッシュしたのでした。



寒くても忙しくても食にはどん欲 の地獄度 (total 1848 vs 1852 )


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2017年12月11日

ドラマチックに非ず 「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」


rosencrantz.jpgトム・ストッパードが1966年に発表した戯曲。
彼の戯曲の中で最も有名な作品の一つと言われています。

学生時代に原書、翻訳取りまぜてシェイクスピアの全作品を読んだことは以前にも書きましたが、その頃、「ハムレット」とともにこの戯曲も読んだことがあります。
ですが、正直のところとても読み辛くて、全くおもしろさがわかりませんでした。

だから、ずいぶん前(調べたら1997年でした)、鵜山仁さん演出、ローゼンクランツ: 古田新太、ギルデンスターン: 生瀬勝久、旅芸人一座の座長: 加納幸和という豪華キャストで上演された時も何となく尻込みしてしまって観に行かなかったことを今でも後悔しています。


シスカンパニー公演 「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」
作: トム・ストッパード
翻訳・演出: 小川絵梨子
出演: 生田斗真  菅田将暉  林遣都  半海一晃  
安西慎太郎   松澤一之  立石涼子  小野武彦  ほか

2017年11月23日(木) 7:00pm 世田谷パブリックシアター 1階C列(最前列)センター
(上演時間 2時間30分/休憩 10分・10分)



開演前。
舞台上で大道具さんがあちこちで何やら作業している風。
「この人たちも出演者なのかしらね」と思っていると、やがて彼らが中央にある衝立を運び去るとその陰から現れたのはローゼンクランツとギルデンスターン。
地面に座り込んでコインゲームに興じています。

これが何度やっても表が出て、ずっとローゼンクランツが勝ち続けるあたりからすでに不条理の香りが・・・。

デンマーク王子 ハムレット(林遣都)が正気を失ったらしいと、彼の義父である国王クローディアス(小野武彦)から呼び出され、真偽を探るよう言い渡される学友のローゼンクランツとギルデンスターン。
その使命は果たせず、訳もわからないままハムレットと共に船で英国に向かうことになりますが、「ハムレットを殺せ」と記されたイングランド王への手紙はすり替えられていました・・・。


続きがあります
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2017年12月10日

愛を知った宇宙人 「散歩する侵略者」


sanpo.jpgイキウメの代表作とされる作品。
2005年に初演されて4演目ですが私は今回初見でした。

前川知大さんお得意の、日常にヒタヒタと入り込んでくるような少し不思議なSFホラー。
少しずつ謎が解けていく物語をとてもおもしろく観ながら、「この物語はどこに帰着するんだろう」とずっと思っていました。
そして、ラスト。
目の前の展開に、もう胸がいっぱい。周りは涙ぬぐう人続出。もちろん私も。ヤラレました。前川さん、お見事です。


「散歩する侵略者」
作・演出: 前川知大 
美術: 土岐研一   照明: 原田保 
出演: 浜田信也  安井順平  盛隆二  大窪人衛  森下創  
内田慈  松岡依都美  板垣雄亮  天野はな  栩原楽人  

2017年11月25日(土) 1:00pm ABCホール A列センター
(上演時間 2時間10分)



日本海に面した小さな町。
夜店で売っているようなビニール袋に入れた金魚を持って海を眺める裸足の男がジャーナリストの桜井(安井順平)と出会うところから物語は始まります。
男の名は加瀬真治(浜田信也)。3日間失踪の後まるで別人のようになって、脳の障害と診断されて妻の鳴海(内田慈)や彼女の姉夫婦(松岡依都美・板垣雄亮)に見守られ、毎日散歩に出かけて少しずつ元の自分を取り戻していくようにも見えました。
一方、同じ町で凄惨な一家心中事件が起こる中、桜井は、天野真(大窪人衛)という高校生と知り合います・・・。

という物語。
・・・と見せておいて実は「宇宙人」が侵略してくる話。
地球を侵略するために、まずは事前に情報収集するメンバーを送り込んできたのでした。
名前を一応「宇宙人」としている彼らは実体を持たず、生き物の体に入り込みます。脳ごと乗っ取っているので記憶はそのままで言葉も普通に話せます。が、言葉が意味する「概念」がわからないため、地球人からその「概念」を学び取ります。
たとえば「家族」、たとえば「所有」、たとえば「禁止」。
その概念を宇宙人に吸い取られた人間はその概念を失ってしまうのでした。


続きがあります
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2017年12月08日

Dear Daddy Long Legs 「ダディ・ロング・レッグズ」 


daddy2017.jpg井上芳雄くんジャーヴィス、坂本真綾さんジルーシャ 2人のライフワークのようなミュージカル。
2012年に初演されて今回が4演目。新演出だそうです。


ミュージカル 「ダディ・ロング・レッグズ」 
 足ながおじさんより
原作: ジーン・ウェブスター
音楽・作詞: ポール・ゴードン
翻訳・訳詞: 今井麻緒子
脚本・演出: ジョン・ケアード
出演: 井上芳雄/ジャーヴィス  坂本真綾/ジルーシャ

2017年12月1日(金) 6:30pm 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール 1階E列上手
(上演時間 2時間20分/休憩 20分)



前回2014年に観た時に感想はたっぷり書いていて、しかも我ながらよく書けている(自画自賛)ので、こちらを。
その時 会場で買った今井麻緒子さん翻訳の原作の感想も書いています(こちら)。

なので詳しい感想は控えますが、「客席中を優しさと愛で包み込んだミュージカル」と評されていますが、本当にその通り。
何度観ても、あのラストの幸福感には自然と笑顔になります。


新演出については、正直のところ変わったとこがよくわかりませんでした(^^ゞ
感触的には、よりジャーヴィスが人間的になったというか、「ダディ・ロング・レッグズ」でいるより「ジャーヴィス」の素顔を見せる部分がより大きかったかなという印象です。
気難しくて皮肉屋な人物の部分は薄められていて、若くて悩み多きジャーヴィスがより前面に出ていた感じ。
ジャーヴィスの悩み、好奇心、恋する高揚感、ジェラシー、真実を告げることへの怯え、ふり絞る勇気・・・そんなあれこれがよりリアルに感じられてとても愛おしい。

元々「足ながおじさん」はジルーシャの手紙だけで綴られた物語なのでそこに、たとえば書斎で悶々とするジャーヴィスは描かれていなくて、それを2人の物語に再構成してみせたところがこの脚本・演出のすばらしいさであり、ジャーヴィスを演じる井上芳雄さんの存在がその脚本をより際立たせているのですが、それがより強調された演出になっていたのかなとも思います。


続きがあります
posted by スキップ at 23:24| Comment(0) | 演劇・ミュージカル | 更新情報をチェックする