2017年11月19日

1分1秒でも長くこの黒燕尾を 「朝夏まなとラストデイ ライブ中継」


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「宙組の朝夏まなとです」
という開演アナウンスが聞こえた時からすでにウルウル。
やっぱり私、こんなにも朝夏まなとさんが好きだったんだと観ている間じゅうずっと感じたラストデイでした。


宝塚歌劇宙組 東京宝塚劇場公演千秋楽
朝夏まなとラストデイ ライブ中継
「神々の土地」
「クラシカル ビジュー」
「朝夏まなとサヨナラショー」

2017年11月19日(日) 1:30pm 大阪ステーションシティシネマ スクリーン4
(上映時間 4時間30分/休憩30分)



宝塚大劇場で2回観て、大劇場千秋楽ライブ中継も観ましたので詳細は控えます。
それぞれアップした感想は以下に。

「神々の土地」
「クラシカル ビジュー」
「宝塚大劇場千秋楽ライブ中継」


「神々の土地」は本当に名作だと思います。
そこにサヨナラがオンされて、ラストの雪原のシーンなんて、この朝を最後に二度と会うことのないドミトリーとイリナにまぁくんとうららちゃんが重なってダダ泣きでしたが、サヨナラ公演ということを抜きにしても何回も観たい作品だったし、観れば観るほど好きになりました。
物語の展開も、凍りつくような雪原、大階段に真っ赤な絨毯を敷きつめた宮廷といった絵画的に美しい舞台装置も、上田久美子先生の演出が冴えわたっています。


お芝居ですっかり涙腺がゆるんでしまったので、「クラシカル ビジュー」も「サヨナラショー」も、「あれ?こんなに泣くショーだったっけ?」というくらい涙ナミダで観ていたのですが、やはり、ショーの黒燕尾の美しさにつきます。
終演後の記者会見で朝夏さんは「1分1秒でも長く、この黒燕尾を着ていたかった」と話されたとか。
特別な飾りのないシンプルな黒燕尾が長い手足に映えて、とても端正な朝夏さんの黒燕尾姿が大好きでした。
私は、私たちは、「1分1秒でも長く、その黒燕尾を見ていたかった」です。


続きがあります
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2017年11月17日

極は極楽の「極」 それはすでに「髑髏城の七人」ではない


やーっと情報公開された 劇団☆新感線 「髑髏城の七人 Season 極」

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「修羅天魔 ~髑髏城の七人 Season 極」
作: 中島かずき/演出: いのうえひでのり
出演: 天海祐希  福士誠治  竜星涼  清水くるみ  
三宅弘城  山本亨  梶原善治  古田新太 ほか
2018年3月17日(土)-5月31日(木) IHIステージアラウンド東京



花鳥風月の後、「極」があると発表された時、「ごく」と読み仮名つけられていたにもかかわらず、「それって極みってことじゃない?」「極めつけの髑髏城ってことだよね」という観測が乱れ飛びました。
私もそう思っていて、きっと最後に古田新太が極めつけの一人二役見せてくれるはず、と期待していたのでした。

「天海祐希さんが出る」という噂も根強くあって、だから今回の発表でもそれほど驚きはなかったものの、天海さん主演と聞いて最初に思ったのは「へ?!何の役?」・・・主役が極楽太夫とはね。
Season 極の「極」は極楽太夫の「極」という訳ですか。


「修羅の道を行く極楽太夫と天魔王の愛憎劇」ということで「修羅天魔」というカッコいいサブタイトルがついています。
極楽太夫のキャラクターもこれまでとは違っているそうで、「スナイパーで凄腕の狙撃手」というのは殺陣がお得意とは言えない天海さんを考慮してのことでしょうか。
中島かずきさんは「スピンオフでもアレンジでもなく、完全新作の、もうひとつの『髑髏城の七人』の物語です」とおっしゃっていますが、捨之介も蘭兵衛も出ない「髑髏城」は果たして「髑髏城の七人」といえるのか?というのが個人的な感触。
夢三郎とかいう新キャラも加わるらしいですが。


「信長がキーワードになる」という物語自体はとても興味そそられますし、ビジュアルも超ステキ。
「阿修羅城の瞳」や「朧の森に棲む鬼」で描かれた大人の男女の愛憎劇も大好物で期待も高まります。
・・・なので、あえて「髑髏城の七人」にこだわらず、もうタイトル「修羅天魔」でいいじゃん。


チケ取り考えると頭イタイ の地獄度 (total 1838 vs 1842 )

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2017年11月16日

きっと人生なんて、うまくいかないことばっかりだ 「わろてんか」


warotenka.jpg朝 家を出る時間が早いのでこれまで「朝ドラ」とは無縁の生活だったのですが、今期の「わろてんか」は録画して毎日見ています。
大阪が舞台で、吉本せいさんがモデルだということもあって、大阪市内の地下鉄いろんな駅にこのポスターが掲出されているのも影響しているかしら。
大阪弁ビミョーな役者さんもいて、「あのイントネーションはないわな」とツッコミ入れながらも、明るく笑いにあふれたドラマを楽しく拝見。

登場人物の一人 高橋一生さん演じる伊能栞さん。
佇まいも人となりも立ち位置も、いささかカッコよすぎる感はありますが、その栞さんが今日のオンエアで言った言葉
「きっと人生なんて、うまくいかないことばっかりだ」

藤吉さん(松坂桃李)の、「お金持ちのご子息で帝大出。栞くんは思い通りにならないことなんかない思てた」という言葉に応えてのものですが、「そうだよなぁ。思い通りにならないことに折り合いつけて、それでも生きていかなきゃならないのが人生だよなぁ」といたく共感。

この後、「でもたった一つだけでいいから、これだけはやり遂げたぞっていう生きた証が欲しいよな」と、いかにも朝ドラらしい希望に満ちた言葉が続くのですが、そのあたりはまぁ、どうでもよろし(笑)。


個人的にはてんの京都の実家の藤岡家の人々がとても好きでしたので(てんの子供時代を演じた新井美羽根ちゃんも大好き)、舞台が大阪に移ってあまり出番がなくなったのがさびしいですが、風鳥亭を開業したてんちゃんと藤吉さん、これからの展開も楽しみです。



とはいえ、毎日見るのは結構大変 のごくらく地獄度 (total 1838 vs 1841 )
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2017年11月13日

東京へ なのか歌舞伎座へ なのか


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昨日は東京へ行ってきました・・・とはいうものの、羽田から歌舞伎座へ直行して「吉例顔見世大歌舞伎」を昼夜通しで観て、終演後は東京駅までタクシーとばして最終の新幹線で帰る、という1日でしたので、「歌舞伎座へ行った」というのが正しいかもしれません。

特に事前にどなたとも連絡を取っていなかったのですが、歌舞伎座では思いがけず、日ごろよりTwitterなどで親しくさせていただいている方たちとたくさんお目にかかることができて、舞台はもちろん、幕間も楽しく過ごすことができました。昼夜の間には歌舞伎座近くのビアパブで乾杯もする、というハッピーな1日となりました。
歌舞伎座でお目にかかった皆さま、ありがとうございました。


画像は朝の飛行機の中から見えた富士山。
富士山を見るのは大好きなのですが、特に空の上からの眺めは、雲の上にニョキッという感じで立っている姿が突然現れるので、新幹線から見るより数倍増しでテンション上がります。
行けるかどうかもギリギリの状態だったので飛行機も直前に取ったのですが運よく左サイド窓側の席が取れて、こんなに綺麗な富士山が見られてラッキーでした。



が、しかーし、日帰りで歌舞伎座通し、というのがそろそろキツくなってきました の地獄度 (total 1837 vs 1840 )


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2017年11月11日

この世に思いを絶って死ね 「リチャード三世」


richardⅢ.jpg物語の終盤 ひとり玉座にすわり、ぶつぶつと何ごとが呟くリチャード。
彼を取り囲む城壁模様の幕がぞわ~っという感じで動き始めゆっくり上がると、いくつもの扉。
この扉から、リチャードに殺された亡霊たちが一斉に現れ、マイクを持って歌うのです。

♪血と罪 罪に目覚め この世に思いを絶って死ね


沈められたバスタブから濡れたまま現れるクラレンスも
ゴミ袋に入った自分の首を下げたヘイスティングスも
ヨーク公とエドワード、2人の小さな王子たちも


今でも 
♪この世に思いを絶って死ね この世に思いを絶って死ね
のリフレインが耳に残っています。

あー、”Despair, and die!” だったのか、と気づいたのは終演後でした。
小田島雄志さん訳だと「絶望して死ね」
「この世に思いを絶って死ね」は木下順二さんの訳ですって。


「リチャード三世」
作: ウィリアム・シェイクスピア 
翻訳: 木下順二
演出・上演台本: シルヴィウ・プルカレーテ
演出補: 谷賢一
出演: 佐々木蔵之介  手塚とおる  今井朋彦  植本純米  長谷川朝晴  山中崇  山口馬木也  河内大和  土屋佑壱  浜田学  櫻井章喜  八十田勇一  阿南健治  有薗芳記  壤晴彦  渡辺美佐子/子役(Wキャスト) 松本拓海  小薬英斗  石田星空 ・ 兒玉拓真  塙智成  福島歩友

2017年11月4日(土) 6:00pm 森ノ宮ピロティホール B列(最前列)センター
(上演時間 2時間35分/休憩 15分)



佐々木蔵之介さんでシェイクスピアといえば、「マクベス」(2015年)が記憶に新しいところですが、あの作品に負けず劣らず、この「リチャード三世」もかなり斬新。
両作品とも外国の演出家+演出補 谷賢一さんという組合せ。


幕があがると城壁模様の垂れ幕に囲まれた部屋。
中央に横長のテーブルがあって、白いシャツ、黒いパンツ、顔には白塗りをほどこした男たちがシャンパングラス片手にホーンセクションの生演奏に合わせて体を揺らしています。
「あ、馬木也さんだ。やっぱ色っぽいな」「今井さん、あんなところにいる」・・と楽しみながら観ていたら、「今やわれらが不満の冬は去り~」といういい声が聞こえてきて、「あ、『リチャード三世』の台詞だ!」と思ったら目の前に蔵之介さんがすっくと立っていました。
そうして、クラレンスが手錠をかけられ連れて行かれるところから物語が始まります。


続きがあります
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2017年11月10日

舞台もトークも絶好調 「花形トーク いま輝いて 中村米吉」


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本日は午後からNHK文化センターの花形トークへ。
葛西聖司アナウンサーが進行を勤めるこのトークは、葛西さんの上手なインタビューと歌舞伎への造詣の深さもあって、毎回大変楽しいですが、今回は中村米吉くん登場。
かねてよりトークが達者という噂を耳にしていて、とても楽しみにしていました。


花形トーク いま輝いて
講師:  中村 米吉
聞き手: 葛西聖司
2017年11月10日(金) 2:00pm NHK文化センター梅田教室
(講演時間 1時間30分)



image1 (2).jpg午後2時からの講座で、午前9時30分より整理券配布・・・以前の私なら張り切って整理券に並んだところですが、近ごろでは「そんな早く行っても間あくしなぁ」とのんびり。
梅田で買い物もあったので少しだけ早めに出て12:00過ぎに到着したら整理券番号42番でした。実際に講座が始まると80人強ぐらいの参加でしたので真ん中あたりといったところでしょうか。
集合時間までに買い物3件済ませてカフェでひと休みしてから教室へ。


米吉くんは11月1日から中村獅童さん座頭の巡業中で、8日に札幌公演を終え、明日(11/11)の日田を皮切りに九州の都市を回るため福岡入りしたところからこのためだけに大阪にいらしたのだとか。「博多に全部置いてこの身ひとつで来ました」とおっしゃっていました。
濃紺の三つ揃えのスーツでご登場です。


まずは巡業について葛西さんが「獅童さんはお元気ですか?」と尋ねると、「毎日腹ついて死にかかっていますけど元気です」と。(「すし屋」の権太で)

米吉くんの宣材写真は18歳の時に撮ったものだそうで、「あんまり変わってないね」と葛西さん。
歌舞伎役者さんはあまり写真を変えないそうで、「変えるとしたら襲名の時や、まわりからいい加減で変えろよと言われた時」だとか。
チラシの下に並んだ役者さんの顔写真 「ずい分若い時のだ」「これも若い」と、葛西さんと一緒に散々いじっていらっしゃいました。

スクリーンに今年米吉くんが出演した歌舞伎のチラシやその時のお役の扮装をした米吉くんの写真が映し出されて、それにまつわるお話を進める形。
東京や巡業ばかりだったので、全部は観ていないのですが、お話を聞いて印象に残ったことをいくつか。


続きがあります
posted by スキップ at 22:32| Comment(0) | 歌舞伎・伝統芸能 | 更新情報をチェックする