2017年09月20日

太陽色のダイヤモンド 宙組 「神々の土地」


kamigami.jpgトップスターに就任当時、「宙組の太陽のような存在になりたい」とおっしゃっていた朝夏まなとさん。
サヨナラ公演のラスト パレードで真風涼帆さんが ♪朝焼け色のルビー 黄昏色のトパーズ・・と歌い継いで、「太陽色のダイヤモンド~」と歌うと大階段のてっぺんにキラキラ太陽のように輝く朝夏さんが現れて、「あぁ、まぁくんは本当に宙組の太陽だったなぁ」と胸がいっぱいになりました。


宝塚歌劇宙組公演
ミュージカル・プレイ
「神々の土地」 ~ロマノフたちの黄昏~
作・演出: 上田久美子
レヴューロマン 「クラシカル ビジュー」
作・演出: 稲葉太地
出演: 朝夏まなと  真風涼帆  愛月ひかる  寿つかさ  純矢ちとせ  澄輝さやと  
凛城きら  蒼羽りく  桜木みなと  伶美うらら  和希そら  星風まどか ほか

2017年8月24日(木) 3:00pm 宝塚大劇場 1階16列センター/
9月19日(火) 1:00pm 1階14列下手
(上演時間 3時間/休憩 30分)

  
  
「神々の土地」

舞台は1916年 革命前夜のロシア。
皇帝ニコライ二世の従兄で軍人のドミトリー・パブロヴィチ・ロマノフ(朝夏まなと)は、モスクワにある亡き伯父の妻イリナ(伶美うらら)の屋敷で暮らしていましたが、皇帝の身辺を護るため首都ペトログラードへの転任を命じられます。ニコライ二世とイリナの姉でもある皇后アレクサンドラ(凛城きら)はとラスプーチン(愛月ひかる)という怪僧に操られて悪政を敷き、民衆の反感を買っていました。王朝を救う道を模索するドミトリーに友人のフェリックス・ユスポフ公爵(真風涼帆)がラスプーチン暗殺を持ちかけます。時を同じくして、皇帝から皇女オリガ(星風まどか)との結婚を勧められるドミトリー・・・。


とても深くて重厚でドラマチック。
ドミトリー・パブロヴィチ・ロマノフという実在の人物を主人公に、ロマノフ王朝の滅亡となるロシア革命、その発端ともいえるラスプーチン暗殺事件といった史実とドミトリーとイリナとの切ない恋を中心としたフィクションをうまく融合させて壮大なドラマに仕上がっています。
革命という、自分の力ではどうすることもできない大きな時代のうねりの中で、心の奥底で通じ合いながらその思いを告げることもせず自分の生きる道を進む二人。
栄華を誇った一つの時代の終わりと叶わぬ悲恋が重なり合って、何とも余韻の残る作品です。

上田久美子先生と朝夏まなとさんといえば「翼ある人びと」というすばらしい作品がありますが(2014年のスキップ's エンタメモリーベストスリーに選んだくらい好き)、また新たな名作誕生です。そしてこの作品も大好き。
そういえば「翼・・」もヒロインは伶美うららさんだったな。


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こちらは開演前の幕。
宇宙みたいだけど、ロシアの氷原かな。


続きがあります
posted by スキップ at 23:55| Comment(0) | TAKARAZUKA | 更新情報をチェックする